障害のある人がITを活用して誇りを持って働くことのできる社会へ
eふぉーらむは2002年度から2004年度までのプロジェクトです。
プロジェクトは、最終的な目標や目的があって、それを達成するための組織のことです。ですから、その目標や目的を達成するために、どのような事業を展開してアプローチいくのか。全体の予算はどうするのか。そういった基本的な考え方を定めているのがマスタープランです。
ここではマスタープランの概略的な考え方について説明します。
マスタープラン最新版(パワーポイントファイル 440KB)
プロジェクトが終わる時点で達成できていること、それはわかりやすい表現をすれば「障害がある人の参加と自立の実現」です。とてもすべての当事者の自立を実現することは不可能ですし、逆にプロジェクト期間中の実績などは皆無に等しいかも知れません。
しかし、このような取り組みを多様な関係者により進めること自体に意義があり、この取り組みが他に影響を及ぼし、広めていくことがこのプロジェクトに本当に求められていることだともいえます。
ここでは、自立支援マネジメントシステムなどと一見理解しにくい言葉で表現していますが、このシステムとは、事業を通して当事者や支援者相互の「気付き」の経験からノウハウを蓄積し、いろいろなアイデアや技術を持って新しい事業を行っていくことで、一つの自立支援のモデルを作っていくというものです。
つまり、このプロジェクトにより生まれたアイデアが、障害のある人の参加と自立への新しい価値観そのものであるということです。
このプロジェクトは二つのフェーズ(段階)で分かれています。フェーズ1の目標は、プロジェクトの運営の基盤となる在宅ワークのしくみを確立することにありました。
ただ、在宅ワークそのものがとても重要不可欠なものであるとは考えていません。やはり自分で通勤して、障害の有無にかかわらず誰もが職場の中で肩を並べて働くことが何よりも重要なことだとは思っているのです。
しかし、今のままでは障害者雇用に対する考え方も変わらないし、可能性を認める動きも起こらないから、eふぉーらむは自分たちの立場で今出来ることを在宅ワークの支援に決めたのです。
そして在宅ワーカーの実績を示していくことで、企業や行政をはじめとした雇用主が障害に対する本当の理解を持ち、障害者雇用の必要性も認識してほしいのです。
現在、三重県の障害者支援事業との連携により、どうにかこうにかeふぉーらむは在宅ワーカーのエージェント(受注代行)の役割として、また人材育成の組織として機能をし出したところであると思っています。
プロジェクトの残りの期間は、フェーズ2としてこのようなしくみが一つの自立支援のシステムとして確率するべく、努力していきたいと考えています。