障害のある人がITを活用して誇りを持って働くことのできる社会へ
ウェブとは?そしてユーザビリティとは?従来のメディアにはない特異なメディアとして、インターネットの普及とともに急速に発展してきたウェブサイト。このウェブサイトの特性を理解していくことが、ユーザビリティへの取り組みを発展させることになるのではないかと考えています。ユーザビリティと言っても、あえて特別なことに配慮する必要はなく、あくまでも正しい知識と目標を持ってウェブサイトを構築することがユーザビリティに繋がるのではないかと考えています。
ユーザビリティとは「使いやすさ」を意味します。電気製品や家庭用品でも、ユーザーにとって使いやすいものがいい商品として売れるように、ウェブサイトもユーザーが使いやすいものが結果として良いサービスを提供しています。ウェブという独特の世界の中ですが、あくまでもユーザーのニーズが前提にあるということは実社会と何ら変わりはありません。
サイトデザイン。つまりはホームページのデザイン。ウェブサイトを制作する人は、ユーザーがどういう動きをするのか、どんな見方をするのかが実は全くわかっていません。作った自分ならこう見るから、みんなもきっとそうだろうという固定観念が、ウェブサイトのユーザビリティを著しく低下させています。ウェブサイトの主体、それはいくら情報を提供しているといえども決して制作者ではありません。あくまでもユーザーが主体になるのです。
ユーザーの目が一番最初にいくところ。その次の行動。それはページデザインに大きく左右されます。ウェブサイトは一度に何ページも見ることができません。また見る人それぞれが違った環境でウェブサイトを見ています。この限られた画面のなかでどのようにサイトを展開していくのか、ページのユーザビリティとは何かを考えていきます。
ウェブサイトを見る人は最終的に何が知りたいのか。なぜそのウェブサイトに訪れたのか。それは知りたい、探したいコンテンツがあるからです。たとえ見た目は凝っていて、ナビゲーションが優れていても、ユーザーにとって有益となるコンテンツが存在しなければ、そのウェブサイトには二度と訪れることはないでしょう。どうすれば利用者がウェブサイトを有意義に活用し、最適なコミュニケーションをはかることができるのか。ウェブのコンテンツ提供のあり方を考えていきます。
ウェブサイトにアクセスする人は、皆さんすべてが同じ環境ではありません。身体的に何らかのハンディを持ってアクセスする人もたくさん見えるでしょうし、マウスは使わずにキーボードのみで操作される人も少なくはないでしょう。このように、人によってウェブサイトへのアクセスの方法はまちまちのはずです。しかし、主体はユーザーですから、ある人はちゃんと見ることができる、でもある人はほとんど見ることができないなどといったことが起こってはいけません。ここでは、アクセシビリティ(アクセスのしやすさ)について考えていきます。